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SNS担当者はアルゴリズム研究家になってはいけない —— 読者に向き合う重要性が高まるSNSの進化

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こんな記事を読みました。

FacebookやTwitter、Instagramなどが、どういうアルゴリズムに則って投稿の表示を決定しているかを分析した記事です。

個人的にTwitterが好きなのもありますが、仕事でFacebookページを運用しているのもあって、こういった動向は積極的に確認するようにしています。

しかし、最近つくづく「あまり意味ないな、これ」とも思います。「企業のSNS担当者は、別にソーシャルメディアのアルゴリズムの変化なんてほとんど追わなくても良いのでは」と思っています。

「読者が面白いと思えて、信頼できるコンテンツ」が何より優先されている

例えば、Facebookのアルゴリズムについて、上記記事から一部抜粋します。

  • 友人や家族との会話の材料となるコンテンツを優先する
  • メッセンジャーで共有されるリンクの優先順位を決定する
  • ユーザーの信頼性(ページを完全に記入していること、共有履歴など)が高い
  • ユーザーにシェアされて、さらにディスカッションの材料となるブランドまたはサイト運営者のコンテンツは優先順位が高くなる

どれほど話題にしたくなる内容か、どれほど信頼できる内容かが、非常に重視されていることが分かります。

ほかのソーシャルメディアについて見ても、同じような傾向が見受けられます。また、近年のアルゴリズム変更の告知を見ても、ほとんどがこのような傾向になっているのは明らかです。今後も(少なくともしばらくは)この流れが変わるとは考えにくいでしょう。

企業のSNS担当者は、細かいアルゴリズムの変化を追って、すべてを知った気になるのではなく、とにかく読者に向き合い、信頼できて面白いと思ってもらえるコンテンツを作ることが、何より求められています。

知って得するのは、わずかな「サービス側の思惑」のみ

とはいえ、アルゴリズムの変化を追うことがまったく意味がないわけではありません。

例えばFacebookでは、

  • ライブ動画は優先順位が高くなる
  • ネイティブコンテンツは、他のサイトへのリンクよりも優先される

といった基準があり、「せっかく同じコンテンツを発信するなら、外部サイトに誘導するのではなく、Facebookページ上で完結させよう」と判断すべきシーンもあります。

逆に言えば、アルゴリズムについて注目すべきは、こういったオマケ程度の「サービス側の思惑」のみであり、基本は読者と面白いコンテンツ作りに向き合うべきということには、やはり変わりありません。


自分も仕事ではじめてSNSを担当することになったときは、こういうサービスのアルゴリズムについて調べて、つい知った気になってしまうこともありました。

最近はそんなことより、「読者・フォロワーが求めていることは何だろう」と、とにかく考えて試行錯誤する日々です。

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