NOW TO THE FUTURE

音楽とインターネット育ち、駆け出しマーケターのブログ。

たった1つの残念な理由でSpotifyをメインの音楽サービスにできず、プレミアムプランにもしないことにした話

Spotify、とてもいいのですが、ひとまずプレミアム(有料)契約はしないことにしました。

センスが良いSpotify

Spotifyは、とにかくプレイリストのセンスが抜群

「どこからそんないい音楽掘り出してきたの?」「どうやって『あの音楽とこの音楽を同じプレイリストに入れたらいい感じ』みたいなのが思いつくの?」という感じで、この辺りは本当に文句無しで拍手したいくらいによくできています。

プレイヤーのデザインも、とてもいいです。シャレている一方で、黒基調でカッチリもしています。

例えば、Apple MusicはiOS10で、少しダサくなってしまいました。Google Play Musicも、嫌いではないけど余計にポップだなあというのが、個人的な感想。

というわけで、Spotifyは本当「センスがいいなあ」と思える部分が多いのです。

唯一、"日本では" "今のところ" イケていない部分がある

ただ1つ残念なのが、すでにCDやダウンロード音源として所有していて、かつSpotifyでは配信されていない音源の扱いが雑すぎるところ

Apple MusicやGoogle Play Musicは、所有済の音源をクラウドに上げると、各サービスで配信中の音源とほぼ分け隔てなく扱えるようになっています。

サブスクリプション全盛という雰囲気はあれど、実際はまだまだ移行期間。もっと言えば、定額配信に踏み切らないアーティストも、今後も存在し続けるはず。

そういったなかで、Apple MusicやGoogle Play Musicのこの仕組みは、リスナーが音源の入手方法に左右されず、聴取できる音源すべてを一元管理できる夢を叶えてくれるわけなのです。

一方、Spotifyでは、

  1. 配信していない音源は、それぞれのデバイスでローカルから取り込む
  2. 目的の音楽ファイルを所有しているデバイスでSpotifyを起動し、当該曲を含むプレイリストを作成。その曲をインポートしたいデバイスでSpotifyを立ち上げ、プレイリストをダウンロード(オフライン保存)する

のいずれかで、Spotifyで配信されていない音源をライブラリに入れることになります。また、いずれにしても、ローカルのストレージ容量を絶対に使用することになります。

ここ、ものすごくガッカリしたのです。

プレイリストにしてもデザインにしても、他社サービスより「とにかく音楽による感動体験を最大化する」といった信念がそれらからグッと伝わってくるのに、自分たちが配信していない音楽の扱い、それらを上手く自分たちのシステムと融合し、音楽体験を充実させようとする設計が、ここだけはなぜか伝わってこない。

ここだけ取ってつけたような感じ。なんだかそれが、残念でならないのです。

今は「フリーで」「サブで」ちょうどいい

今回書いた、未配信音源の扱いづらさ、および邦楽カタログの不足感などを総合すると、今のところ無料プランで、サブ的に使うのがベストだと結局感じてしまいました。

ゴリゴリ課金して、メインの音楽プレイヤー/サービスとして利用するには少し難が多いなあと、ひとまずは落ち着いた形です。しばらくはGoogle Play Musicをメインに、新しい音楽を掘るツールとしてSpotifyをサブ利用しようと思います。

今のところ、これくらいの付き合い方がちょうどいいという人、結構多いのではないかと思うのだけど、どうなんだろう。Spotify社にとって、これで本当にいいんだろうか。